前回↓
おさらい
前回は綾上富士に登りました
そんで下りました
運動の後にはうどんが食べたくなるのです
食べましょう
くねくねっと山を下って讃岐平野に出ます
フットブレーキってこんなに使っていいんだっけ・・・?
などと考えながらもATのエンジンブレーキは効く気配を見せず
平野に出ると平坦でまっすぐな道
初心者にはありがたい
そうこうしてる間にお目当てのうどん屋が見えてきましたよ
◆ここで一杯:本格手打うどんセルフ はゆか
羽床富士のふもとにお店を構える
平日の昼間に店外まで行列ができる人気店
もっちりとした太い麺は存在感抜群
行列に並ぶ価値アリ
さて、腹ごしらえも済みましたし、お山に登りましょ
少し車を走らせてもう少し山に近付いて行きます
登山口について少しは調べてきたものの、実際に来てみるとイマイチ場所が分からない
こういう時はさっさと地元の方に聞いちゃうのが早い
水分の確保もかねて、麓の酒屋さんで情報を教えていただく
(酒屋の前の自販機でお茶を買おうとしたけど不具合で買えず、店内で購入したついでに聞いた)
酒屋の脇の細い道を進んでいった先、お墓の奥から登山道が始まるようです
駐車場はないので、道の広めな箇所に停めさせていただく
山がきれい
水がきれい
ということで2つ目の山は堤山(つつまやま)
誤植ではなく、つつまやまと読む*1
別名は既に何回か触れている通り、羽床富士(はゆかふじ)
ことでん琴平線の羽床駅から登山口までは(迷わなければ)徒歩10分とアクセス良好
南北方向に市境が走っている
標高は201mと小振りながら、その整った形は七富士の中でもトップクラス
本家讃岐富士の飯野山に負けず劣らず
墓地を通り抜けた先にありました 登山口です
地元の方々によって、植樹や登山道の整備が行われているようです
この箱の様なモノで作られた段差、とても登りやすい
大変ありがたいですな
登山口から10分程で頂上に到着
小屋のほうに近づいてみると、先客の方が3名
挨拶をすると、
「あれ、さっき高鉢山で会った子じゃないか?」
と返された
?
高鉢山の頂上には10人くらいいたけど、その中にいらっしゃったっけ???
そんな感じで記憶を呼び戻していると、
「ほら、高鉢山のほうで道譲ってくれた子だよ」
!?
え、あのときすれ違った白のミニバンの人!?(第1回参照)
まさかの再会で頭が追い付かない
小屋に座るよう勧めていただいたので腰掛ける
高鉢山の時と同じような会話から始まる
やっぱ平日の昼間に里山に登る学生は異質らしい
話題は讃岐七富士制覇を目指している話へ
次に飯野山(讃岐富士)に登るとを話すと、老紳士が立ち上がった
ふかふかの落ち葉を踏みしめて、山の北西側に案内される
そこから見えたのは、田畑とため池を散りばめた讃岐平野の中で、一際高く、そして美しい山だった
この時の眺望を写真に収めていなかったのが後悔
ここはGoogleEarth先生に頼る
こんな景色の中で暮らせたら、と思う*2
話題は変わって翌日登る予定の、六ツ目山(御厩富士)
こちらの老紳士、六ツ目山の麓の檀紙地区にお住まいだそうで、いろいろと話してくださいました
このお話は、また六つ目山の記事の時に語らせてもらいましょうか
今度は小屋に置かれた四角いお菓子の空き缶を手に取った
ふたを開けてノートとペンを取り出すとそれを私に差し出す
「せっかく千葉から来たんだから、これ、書いていきなよ」
こういうノートのことを何と呼ぶのかはわからないが、登山者が記入する記録帳のようなもの
ペンやノートがきれいな状態で置かれていることは、それを整備する人がいる、ということ
こういったところで山の親しまれ方が見えてくるんだなぁと感じられ
ノートには讃岐七富士制覇を目指す旨を記入
内容に興味がある人は堤山、登ろう!
「若い子に途中で追いつかれちゃうかもしれないね」
3名の先客がそう言って下山していくのを見送ると、小さな山の頂上は普段の静寂に包まれる
あまり広くはないが、山頂を散策してみる
愛媛の石鎚神社、徳島の剣神社の分社が 1粒で3度おいしい
賽銭を入れて参拝
皆さん、神社とかで手を合わせてるとき、どんなこと考えてるんでしょうね
僕は「おじゃましてます~」くらいしか考えてません
鳥居をくぐる時も同じ
さっき触れたノートが見えますね
缶の上に置いてあるのは忘れ物の帽子 持ち主はもう一度登ってきなさいスタイル
標高の表記に割とバラつきがある
四捨五入して202mと記載されているものもありましたね
さて、ここの居心地がよくて根が生えそうですが、下りましょう
歩きやすい登山道を、駆け下りてしまわないように気を付けながら
次回>>> 「讃岐七富士制覇録 第3回 讃岐富士(飯野山)」
そんじゃまた