だいぶ放置してしまいました
ゆるしてクンナい?
讃岐七富士制覇録、折り返しの第4回です
前回
おさらい
シンボル的なお山に登って下りたよ
日付が変わってその続き
2018年3月15日木曜日
平日の朝
駅前の泊まりなれた宿を出て、高架駅の階段を上る
故郷から離れた中規模都市の日常に混じる
大きな荷物は宿に置いてきた
身軽な装備で電車に乗り込む
形式消滅も間近な*1国鉄型の電車に文字通り揺られて辿り着いたのは
”国分寺”というだけあって、かつてはこの辺りに国分寺が置かれ、讃岐国の中心地となっていたらしい
当時の中心地ってどのくらい繁栄してるものなんでしょうな
奈良時代に讃岐に住まれていた方は情報下さい
しばらく歩いていると、大量の鉢と遭遇する
なんでも、ここ国分町は全国シェア80%を誇る松盆栽産地なんだとか
意識して道沿いの民家の庭を見てみると、立派な盆栽が誇らしげに構えている
小金持ちになって盆栽でも愛でながら余暇を過ごしたいものである
2000万円貯めなきゃ
◆ここで一杯:うどん一福
端岡駅から徒歩10分、今回登る六つ目山に向かう途中にあるセルフのうどん屋さん
予讃線沿いに店を構えているため、店内からは通過する列車がチラリと覗ける
開店直後の10時過ぎに訪れると、店内は既にお客さんで賑やか
これでもかという程のコシの強さが記憶に残る
讃岐の相場と比較すれば少々お高めだが、後悔はしない出費であるといえよう
東京進出していることをたった今調べて知った
行程的にも、ブログの内容的にも寄り道してしまった
ずんずん歩いて登山口を目指してまいりましょう
交差点で”御厩(みまや)”という地名が目に入り、御厩富士の存在感が増してくる
御厩池というため池に映る御厩富士
光線は残念だけど、この組み合わせは非常に讃岐らしくて好み
「御厩(みまや)」が一発変換できないので苦しくなってきてますが、健気に記事を書き進めますよ
Google mapを頼りに登山口があると思われる場所に向かっていきます
前日夜に宿で行った、ぼんやりとした事前調査はあまり役に立ちませんでした
この後30分ほど裾野を彷徨うことになります
登山道っぽい道を登って行ったら、「私有地につき立ち入り禁止」の看板に行く手を阻まれたり、
農作業中のじいちゃんに道を尋ねたら、ほとんどなに言ってるかわからない返答だったり、
西へ東へ行ったり来たりしてるうちに、下山してきたと思われる二人組とすれ違い
「六ツ目山の登山口ってこの辺りですかね?」
「そうですよ~ この坂の先、右側ですよ」
ようやくたどり着きました
中間変電所登山口です
今回は画像下側の中間変電所登山口から登り、高松西インター登山口へ下るルートで行きます
このルート、途中までは四国電力の鉄塔巡視路を通ります
視界が開けて鉄塔①が現れる
コンクリの土台に腰かけてちょっと休憩
巡視路は比較的整備が行き届いていて、道も踏まれて歩きやすい印象
等間隔で立つ四国電力の標識?も心強いですね
鉄塔を過ぎたあたりで分岐点
右は巡視路、左が山頂方面。
看板が無ければここが分岐点であることに気付けないだろう*2
巡視路を離れた途端に道は険しさを見せてくる
直線的なコースでグイグイ高度を上げていく
木に付けられた赤い印とロープを頼りに歩みを進める
ロープを掴んでいないと滑り落ちてしまうような、急な斜面を登っていく
正直、里山登山でこんなにキツイ道を登ることになるとは思ってなかった
でも、滅茶苦茶楽しい
夢中で登っていくと、なだらかな坂になり、少し視界が開ける
標高317mの六ツ目山の山頂に着きました
これで讃岐七富士のうち、4山は登頂です
リュックを肩から降ろし、座りやすそうな岩を見つけてちょっと休憩
水を飲みながら辺りを見回すと、錆びた箱が目に留まる
重石をどかして箱を開けると、中には手帳が
せっかく登ったんだし、何か*3書いていきましょうかね
眺望は……まずまずといったところ
溜池、田畑、民家 ありふれた讃岐の風景が広がります
その何気ない景色が見知らぬ土地で安心感を与えてくれます
さあ、安心感を貰ったところでぼちぼち下りていきましょ
頂上よりよさげな眺望
麓には高松西料金所
高松道は左へ右へくねくね曲がって高松市街地へと吸い込まれてゆく
景色に目を奪われていると急斜面に襲われてしまいます
山頂から高松西インター登山口へのルートは、往路よりも一気に高度を下げていくため、結構容赦がない
多少遠回りになっても迂回した方がよかったかもしれない
2回尻もちをつきながら、地図の③の鉄塔のあたりで巡視路と合流
ここからは歩きやすい道を下るだけ
高松西インター登山口に無事下山
久々にアスファルトを踏んで現代社会に生きていることを実感し、最初に向かったのはローソン
持参していたいろはすが頂上での休憩中に尽きて、喉が水不足の讃岐平野になった
水不足を解決して再び端岡駅へ
喉に潤いを与えたら、腹に小麦を与えましょう
◆ここで一杯:連絡船うどん
説明不要
うどん県の入出国審査もここで行われる
腹ごしらえを済ませたら、次は5つ目の白山(東讃富士)へ登りますよ
今回はここまで
前回の第3回更新から1年ですってよ
それでも振り返れば昨日のことのように思い出せるから、この旅は自分にとって新鮮な旅だったんでしょうね
学生最後の旅でしたしね
そんじゃまた👋