旅程未定

瀬戸内海を飲み干したい

讃岐七富士制覇録 第1回 綾上富士(高鉢山)

2018年3月14日水曜日、午前9時30分

 

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地球の果てにでも向かってるのかと思うほど遠い、成田空港第3ターミナルから銀色の機体に詰め込まれること1時間20分

 

うどんの国の山の中、高松空港に降り立った

 

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この山の中の空港からの脱出方法は3つ

 

・バス

・お車

・徒歩

 

今回はレンタカーで脱出

 

 

 

しかし計画性のないこの男、レンタカーの予約をしないまま現地にやってくる

 

 

空港のロビーでレンタカーの店舗に電話

無事禁煙車を1台抑えられました

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免許取得2日後、初めて運転したのは香川県の見知らぬ土地でした

 

 

 

 

 

 

 

 

高松空港から高鉢山の登山口への道を調べてみると、両地点を直線で結んだ中間地点あたりに「高山航空公園」なるものが

 

 

どうやら離着陸する飛行機を見学できる高台の公園のようです

せっかくだから寄ってみましょうか

 

 

細くくねった山道を登って航空公園へ

 

 

高山航空公園

 

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T-2先輩

右奥に見えるお山がこれから登る高鉢山

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なんか 練習機

 

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貧弱な望遠ではキレイに撮れなかったけど、滑走路を正面から眺められます

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エアソウルくん なんだかんだでまだお世話になってない

 

 

さて、寄り道もこの辺にして、高鉢山のほうへ向かいましょ

 

 

 

 

 

目印となる山角薬師堂の角を右に曲がって登山口へ向かう

 

ここから先は車1台分の幅しかない山道

 

対向車が来たら嫌だなぁ~~~~

 

 

 

 

なんて思いながら道を進むと、カーブの陰から白いミニバンがこんにちは

 

ヒィィ~~~~~

 

 

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免許取りたてホヤホヤ2日目新米ドライバーは、煽られてるわけでもないのにビクビクしながら道を譲る

幸い、すれ違い場所はすぐそこ

 

 

上半身を右に捻ってバックし始めると、見事にわき腹がつった

 

 

様々な危機に瀕しながらも無事すれ違い

 

 

気を取り直して前へ進みましょ

 

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白のミニバンを交わした後に見た綾上富士



 

 

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レンタカーをまるで愛車のように愛でる

くねくね曲がった上り坂にテンションを高めながら、登山口となっている高鉢山キャンプ場に到着

 

 

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今回は時間の都合で寄らなかった風穴は、日本の三大風穴の一つだとか

今更それを知って寄れば良かったと後悔

 

ちなみにキャンプ場は閉鎖されてます

宿泊はできないよ

 

 

讃岐七富士の記念すべき一山目は中讃地域の綾川町にそびえる高鉢山

別名の綾上富士は、合併前の旧町名である綾上(あやかみ)町から

 

標高は512mと、讃岐七富士の中で最も高い高鉢山

ただし山に囲まれているので登山口からの高低差は150m

足慣らしにはちょうどいい高さかな

 

 

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手書きの看板が「絶景」と言ってるので行ってみましょう

 

 

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以降の記事でも大体おんなじ感じですが、登ってる途中は基本的にカメラをしまってるので写真少なめ

 

下りで余裕があれば写真を撮る、といったスタイル

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定期的に現れる〇合目の看板が登る気力を与えてくれる

 

 

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九十九折の登山道はよく整備されていて、初心者の私でも無理なく登れる

 

 

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標高512mの高鉢山の山頂

登山口から15分程度で着きました

 

 

小屋の奥から話し声が聞こえてきます

 

7,8名の先客の方がいらっしゃいました

いろいろ落ち着いて人生を謳歌してる感じな紳士淑女たちです

 

 

 

広めな山頂には、そこそこな大きさのテーブルとそこそこな数のイスが設置されてました

これもしっかり整備されてて山の愛され方が窺えますね

 

 

 

 

テーブルを囲んで談笑している方々に軽くご挨拶

 

すると、席をひとつ空けて座るように促してきます 大変恐縮

 

「どこから来たの?」

「遠くからよくこんなとこにきたね~」

「何しに来たの?」

「一人で来たの?」

「いくつなの?」

 

旅先で現地の方と話すときに頻出の質問集みたいになった

 

 

 

この辺の質問から始まって、話題は今回の旅の目的である讃岐七富士の話へ

「あぁ~、讃岐七富士ね。○○さん、全部言える?」

「いや、わかんねぇな~。ここ(高鉢山)と、飯野山と、堤山とか?」

 

お話してる間に、煎餅やみかんを頂く 大変恐縮

 

 

「せっかく来たんだから記念写真撮っていきなよ!」

そう言われて、一眼レフを老紳士に託す

 

一人旅ばかりしていると、自分の写った画像がほぼ無い

たまにはこういうのもいいだろう

 

 

公衆衛生に配慮し、画像の掲載は控える

 

 

 

 

 

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登山口にて「絶景」と謳われた山頂からの景色

ぶっちゃけほぼ分からない

 

 

でも不満はない

 

低山、というより里山登山の醍醐味は地元の人たちとの交流にあることに気付けたから

 

 

そこに景色がついてきたらとても有り難い

 

 

 

なんだか臭いコメントを思いついたところで下山

登山道に戻ったところで思い出したのだが、車に鍵をかけ忘れていた

 

 

 

10分くらいで降りれたと思う 

 

 

 

車に戻って車内の荷物の無事を確認する

 

人気のない森の中で盗みを働くような人は居なかった

 

 

 

 

カーナビを起動し目的地を設定する

 

次の目的地は、堤山(羽床富士)

入力した目的地は麓のうどん屋

さっきの雑談の中で聞いたお店

 

 

時刻はちょうど12時

朝から何も食べてないからここらでうどんを食べなくては

 

 

そう決めてエンジンを掛ける

 

 

(つづく)

 

次回 「讃岐七富士制覇録 第2回 羽床富士(堤山)」