カーテンの隙間から漏れる光で目を覚ます。 時刻は6時過ぎだというのに、ガラスを貫通してくる蝉の声にうんざりしてしまう。 四列夜行に放り投げられて、7月末の京都駅八条口に降り立った。 重い体とは裏腹に装備は非常に身軽で、トートバックひとつぶら下げ…
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