皆様ごきげんよう
新生活3年目に突入し、新社会人を名乗るのも無理が出始めています
そんな生活で週10回体験できるイベントが通勤ですね
自宅から職場までは、車輪の付いた移動手段を使う程の距離はないので、自らの足でもってトコトコ歩いて通勤しているのですが、2年で2パターンのルートが確立されてきました
初期に多用されたルートを”旧線”、現在主流となっているルートを”新線”と呼んでいます
嘘をつきました
呼んでません
今から呼びましょう
私の住む鶴ヶ島という街は、オブラートに包んで言えば”緑に囲まれたいい街”なので、新旧のルート共に自然豊かなエリアがあります
田舎だなぁと思いつつも、ちょっとした緑に鬱屈な気分を少し和らげてもらっている側面もあり、この街のバランスの良さは意外と気に入っています
街の住み良さに気付き始めたある日の退勤時、ぼけーっと歩いてると気づけば旧線の方に来ていました
久々の景色を眺めながら歩いていると、明らかに以前より空が広くなった箇所がありました
都会であれば、「空が広くなった」という表現は、何らかの建造物が取り壊された時に用いることが多いと思います
しかしながら、木々より高い建物の存在しないここ鶴ヶ島では、元あった森が切り開かれたことを意味します
ほんの少しでも僕の心に豊かさを与えてくれていた小さな森が、平べったい駐車場に生まれ変わるのを目の当たりにすると、こう・・・なんだか感傷的な気分になってしまいます
僕は何というんですかね、「環境保護をしろ!」だとか「開発は止めろ!」とかそういうことを言うようなつもりではないんです
そういうタイプの人間ではないので
ただ、そういった出来事におセンチな気分になる自分に驚いている、というのが正直なところ
そんな感じで過ごす5月末です