旅程未定

瀬戸内海を飲み干したい

202309欧州旅行記|3 トヴェルバナンに乗るっ

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2日目(9月4日)のつづきから

 

Stockholms östra駅に戻って地下鉄に乗り換える。

地下鉄の駅名「Tekniska högskolan」は付近のスウェーデン王立工科大学のことだ。「王立工科大学」って字面カッコよすぎないか。極秘でヤバいロボとか研究してそう。

Red line Tekniska högskolan

Red lineで南西のLiljeholmenまで乗車し、ここでトラムに乗り換える。

 

SLは5つのトラム路線を持っていて、ここLiljeholmenで乗り換えられる22系統は一番路線長が長い。なのでとりあえずここに来て見たという訳だ。

22系統はTvärbananトヴェルバナンとも呼ばれている。tvärは横切るという意味の単語である。すなわち横断鉄道、ちょっと大げさな気もするので、トラム東西線くらいがよさそう。

地下鉄の駅を出てLiljeholmen電停に来た。乗換駅という事もあってかなり混雑している。ヨーロッパではよくあることだが、電停にはバスもやってくる。

 

ここLiljeholmは22系統のちょうど中間地点辺りで、どちらに向かうか迷う。

とりあえずSolna行きのトラムに乗ってみる。

 

 

Gröndalの街並みを併用軌道で抜けて専用軌道に入る。ぐいぐいと高度を上げるとGröndalsbronという橋を渡った。

氷河に削られてできたストックホルムのダイナミックな地形を眺めることが出来る。船舶の往来を考慮してか、かなり高いところを走っている。

Gröndalsbronを渡る

もう一つ橋を渡るとAlvikに着いた。Alvik駅は地下鉄Green lineとトラム12系統への乗換駅で、今回はスルーしてしまったが上記2路線のホームは面白い構造をしている。

そちらのホームはフォロワー氏が訪問しているのでツイートポストを貼らせてもらう。

 

うとうとしながら車窓を眺めているうちに終点のSolna stationに着いた。

斜面を削って出来たスペースに相対式ホームが設置されている。

折り返しの電車に乗って、途中気になった場所に立ち寄りつつ反対側の終点Sicklaを目指す。

 

 

トンネルを出てSolna Centrum電停に向けて勾配を駆けのぼる。

 

続いてSolna Business Parkにて下車。

ガラス張りの商業施設の中をトラムが駆け抜ける。歩道からトラムへは段差無くアクセスできる。



 

Trekanten→Liljeholmen 併用軌道区間も意外と起伏がある

Liljeholmen→Årstadal 連接車体をくねらせてS字カーブをゆく

Liljeholmenまで戻ってきた。この時点でもう結構日が傾いてきていたため、Sickla方面は諦めて地下鉄に乗り換え。東側もそのうち乗りに行きたい。
太陽のログアウトと共に自分自身の疲れも出てきてしまい、そのまま宿に帰ることにした。COOPで晩飯を用意し、ホステルの食堂へ向かった。

レンチンの仕方が悪かったのか、そういう品種なのか分からないが、コメがパサパサのボロボロだったがそういうもんだと無理やり自分を納得させて食べた。左のWRAPはそれなりに腹が膨れて野菜も摂れるので、この旅行を通して大変よくお世話になった。コンビニで60SEK、スーパーなら50SEK程度で手に入る。日本円換算しても幸せにはならないのでやめておく。

食堂の隅でひとりでCOOP飯を食べていた私に、宿泊客が話しかけてきた。

「ピザを買ってきたけど、思ったより大きくて食べきれないからよかったら食べないか?」とのことだ。お言葉に甘えて一切れ貰うことにした。

追加のピザもあってすっかり満腹になって部屋に戻る時、先ほどピザをくれた青年にお礼を伝えた。すると、「まだまだあるから食べてかない?」と頼まれたがかなり満腹だったため丁重に*1お断りした。

ルームキーに記載のベッド番号を改めて確認し、昨日寝た8番のベッドに転がり込んで目を閉じた。

 

 

 

 

毎晩寝る前、あるいは移動中等の時間があるときに旅行記の下書きをしておこうと決めていたのだが、初日のフライト中以外まともにできなかった。そのためこの先の記事の更新スピードも微妙な感じになると思われる。旅行中の自分に文句を言ってやりたいが、慣れない欧州の地で何とか頑張っていたと思うのであんまり責められない。

気長にお待ちいただけると幸いです。

 

 

 

つづき

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*1:英語表現が丁重になっていたかは不明だが、気持ちは丁重だった