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2日目(9月4日)のつづきから
Stockholms östra駅に戻って地下鉄に乗り換える。
地下鉄の駅名「Tekniska högskolan」は付近のスウェーデン王立工科大学のことだ。「王立工科大学」って字面カッコよすぎないか。極秘でヤバいロボとか研究してそう。
Red lineで南西のLiljeholmenまで乗車し、ここでトラムに乗り換える。
普段「この車両について語らせてくれ!」と思うようなことはないのだがX10pは例外。今書き進めている旅行記を圧迫してしまいそうになったので、今回は別記事として分離させることにした。
ということで文字数に縛られることなくX10pを紹介してみようと思う。
この記事の補足的な内容になっています
もくじ
X10pが走るロスラグスバナン(Roslagsbanan)は、スウェーデンの首都、ストックホルムの中心部と郊外を結ぶ鉄道路線。
Stockholm östra(ストックホルム東駅)を起点に、27・28・29系統の3路線が途中駅で分岐しながらKårsta、Österskär、Näsbyparkへと続いている。沿線風景は住宅街、郊外のショッピングモールから牧草地帯、ゴルフ場の中など、彩り豊かである。
特筆すべき点は、何といってもその軌間である。かつてスウェーデンで使われていた測量単位に由来する、スウェーデン3フィートゲージと呼ばれる891mmの軌間は、現役の路線としてはロスラグスバナンが唯一である。
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2日目 9月4日 月曜日
尿意によって自然に目を覚ました。トイレに向かいつつスマホを見ると、時刻は7時過ぎ。昨日は晩飯も忘れて日付が変わる前に寝たはずだから、結構ぐっすりと眠れたようだ。
部屋番号である[16]の数字が書かれた黒いタグをドアにかざして解錠し、部屋に戻る。その時に気付いたのだが、黒いタグの他に銀色のタグが付いている。そのタグには、WiFiのパスワードと、[LOWER BED 8]の文字が。
エッ…!!
ベッドの指定あったの知らずに適当に選んだベッドが、たまたま正解だったって…コト!?
朝から嫌な汗をかいた。
宿の前で61系統のバスを掴む。目的地まで1本で行けるらしい。昨日買ったSLカードを端末にかざして乗車。
ちなみに「SL」とは、蒸気機関車ではなく「Stockholms Lokaltrafik」のこと。
今乗り込んだバスや乗った昨日乗った地下鉄、その他の近郊鉄道やフェリーに至るまで、ストックホルムの地域交通を担う企業である。
続きを読む9月3日 日曜日
搭乗便の出発時刻である8時30分のきっかり2時間前 6時30分に羽田空港第3ターミナルに着いた。
チェックインカウンターで連れのオタク(以下、便宜上Aとします)と落ち合い、チェックイン、保安検査、出国を済ませた頃には7時30分になっていた。
搭乗開始まではまだ余裕がある。免税店でお土産を買って時間を潰す。セブンイレブンで缶ビールと柿ピーを仕入れた。搭乗口前で景気付けに1杯やろうという算段だ。
セブンイレブンから141番搭乗口までは700m程。結構歩く。
長い通路をぬけたさらに先の離れ小島のような場所に141番ゲートはある。辿り着いた頃には搭乗開始のアナウンスが流れていた。
やや急ぎながら乾杯。ビールで喉を潤して搭乗する。中国国際航空のA321が出迎えてくれた。
2023年3月、コロナを挟んで3年ぶりの韓国に行った。
海外欲に脳を支配された連中が限界を迎えた様子で、この頃のタイムラインでは毎週のように誰かが何処かへ飛んでいた。
TLで流行ったその”病気”は他人事ではなく、流れに便乗するように私もお隣りの韓国へ。
初韓国3名を引き連れての旅行は新鮮でなかなか楽しかった。
同行者が旅行記を書いているので読んでほしい。
これで海外欲が解消されるかと思ったらそんな事はなく、症状は悪化する一方だった。
帰国後の患者はスカイスキャナーとのにらめっこに負けて、eチケットお客様控が発行されました。
てことで5月末に今年2度目の韓国に行きましたとさ。
5月26日金曜日
成田から乗ったのはエアプサン BX111便
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